BtoB企業がすぐに取り組むべき5つのSEO対策
BtoB企業におけるDX化の波がとまりません。SEOに取り組む企業も増加しています。とはいえどこから手をつけいいかわからない担当者様も多いようです。この記事では、BtoB企業が取り組むべきSEO対策についてわかりやすく解説します。
1.BtoB企業にSEOは有効か?
BtoB企業にとってもSEOは有効です。BtoB企業の集客チャネルというと、Web広告それから展示会・ウェビナー、SNS広告などがありますが、SEOつまりオーガニック検索というのも非常に有効な集客チャネルのひとつ。一般的にSEOで流入し獲得したリードは他のチャネルに比べ高い成約率となります。それはユーザーがSEO記事を通して課題を再認識し、かつ自社のサービスを理解し興味喚起された上でコンバージョンに至っているからです。
2.BtoB企業がすぐに取り組むべきSEO対策
BtoB企業かすぐに取り組めるSEO対策として5つご紹介します
①Googleアナリティクスの導入
一つ目はGoogle Analyticsの導入。グーグルアナリティクスはGoogleが提供するWeb サイト分析ツールです。ご存じの方も多いでしょう。流入経路別のアクセス数やコンバージョン数を簡単に閲覧できます。SEO観点からの主なKPIとしては流入数とコンバージョン数です。
②サーチコンソールの導入
二つ目はサーチコンソール。BToB企業全体としてサーチコンソールを導入している企業は、まだ少ないといえます。しかしサーチコンソールはGoogle Analyticsで見られない流入キーワードと、キーワードの順位、クリック率などを確認できるためSEO対策をする上で必須のツールです。
③キーワード設計
キーワード設計も重要です。BtoB企業がブログを運営し失敗する大きな理由の一つとして、キーワード設計があります。思いつくままにブログを書くだけでは、残念ながら流入数を増やしコンバージョンを獲得することはできません。ターゲットがどのような課題を持ち、どのような情報を探しているのかを、しっかり分析した上でキーワードを設計し計画的にコンテンツを投入していくことが重要です。
④CTAの設計・作成
もう一つがCTAの設計です。BtoB企業のWebサイトのCTAはそのほとんどが「お問い合わせ」になっています。しかしながら「お問い合わせ」をするためには、自社の課題が明確である必要があり、当然ながらその後の営業との対話を想起させるため、コンバージョンのハードルが高くなちがち。ホワイトペーパーや導入事例などのCTAを追加で設置することによってコンバージョンレートが上がりSEOの効果も最大化できます。
⑤CMSの導入
そしてCMSの導入です。BtoB企業の中にはWeb制作を外部に委託したりしてるケースもあると思います。コンテンツ制作は外部に委託したとしても、それを投稿する仕組みを内部に持つことで、施策のスピードを上げられます。もちろん、完全インハウスでコンテンツマーケティングを行うなら、必須でしょう。代表的なCMSとしては WordPressが挙げられます。テーマやプラグインも豊富で簡単にSEOに適したウェブサイトを構築できます。レスポンシブ対応してる点も大きなメリット。
3.良質な外部リンクを獲得するためにできること
コンテンツを投下するだけではSEOでリードを獲得するには不十分でしょう。外部リンクを効率よく獲得する必要があります。ただし有料のリンクつまりペイドリンクではなく、自然発生的な外部リンクを継続的に獲得していく仕組みが必要です。
①Googleマイビジネス登録
その一つが Google マイビジネスへの登録です。特に地域に密着したビジネスを提供している企業では Googleマイビジネスへの登録は必須といえるでしょう。
②プレスリリース配信
プレスリリース配信も有効です。プレスリリースがメディアに転載されることによって、倍具リンクを獲得できたりサイテーションの獲得につながります。
③導入事例を作成する
導入事例の作成も有効な手法。導入企業を取材し導入事例を作成する、導入事例を掲載したことを取材先の企業に公開してもらうという手法です。
④導入事例の取材を受ける
反対に導入事例の取材を受けるのも有効な手段でしょう。取材元のページから自社のページへリンクを貼ってもらうことで外部リンクの獲得につながります。
⑤イベントやウェビナーへの登壇
イベントへの協賛やウェビナーへの登壇も有効なリンク獲得施策です。ウェビナーのプロフィール紹介やイベントのスポンサー紹介ページから自社ページへリンクを貼ってもらえるケースもあります。
⑥noteやTwitter活用
noteやTwitterといった自社ドメイン以外の場所で、コンテンツを投稿することも外部リンクを獲得するのに有効な施策です。特に最近では企業のBtoBマーケターが個人としてnoteを立ち上げるケースや、Twitterアカウントを立ち上げるケースも増えてきており、ブランディングや直接のリード獲得につながるケースも少なくありません。
4.なるべく効率よく行うこと
重要なことはこれらの活動を普段の事業活動の中でなるべく効率よく行うこと。先ほど述べたようにとにかく思いつくままにブログを作るというのは非効率的でしょう。しっかりとしたキーワード設計に基づき、計画的に行われるべきです。また事業活動として行なっているプレスリリースや、マーケティング活動として行なっている導入事例の作成などもSEO対策の一環としてワンストップで考える必要があります。これらの施策を独立した施策として考えるのではなく、総合的な観点からその活動をフル活用するという考え方が重要です。
5.ファストマーケティングのSEOコンサルティング
ファストマーケティングではBtoBに特化した伴奏型SEOコンサルティングサービスを提供しています。業会社でBtoBマーケティングに取り組み、オーガニックです月次数百件以上のリード安定的に獲得する仕組みを構築した実績もあります。SEOのキーワード設計やコンテンツ制作、各種ツールの導入支援だけでなくホワイトペーパーや調査レポートといったCTAの設計・制作までトータルで支援いたします。詳しくは料金ページにてご紹介しています。BtoBのオウンドメディアに関する調査レポートも無料で提供しますので、ぜひ参考にしてください。
調査レポート無料DL
BtoBに特化した伴走型コンテンツマーケター。残りの半生はひたすらコンテンツづくりをしようと思い立ち独立。京都出身。営業→Webディレ→SEOコンサル→事業会社でBtoBマーケ→フリーランス。特技はギター弾き語り。好きな映画はスタンドバイミー。ビッグフィッシュ。Twitterではコンテンツマーケティングや育児、日常などをつぶやいています。